アンティークリネンの魅力とは

アンティークリネンに興味を持つようになってそれほど経っていませんが、今はアンティークリネンの魅力にはまって、暇さえあればデパートなどを見て回って少しずつ集めています。何がそんなに魅力的なのかというと、アンティークリネンの肌にしっくりとフィットする手触りと、包み込んでくれるような感触の素材です。手触りの良さは水分をスポンジのように吸い取る吸水力にあって、それでいて、あっという間に乾いてしまう速乾性。糊を効かせている訳ではないのにパリッと仕上がるのはアンティークリネンならではでしょう。そして何より汚れが簡単に落ちて、とにかく長持ちし、使いこなしていくうちにドンドン柔らかくなっていくのを実感すると、もう手放すことができなくなってしまいます。予算の都合でまだ手に入れることはできませんけど、フランスやイギリス、ドイツなどアンティークリネンの本場の素材を知れば知るほど、好きになっていきますね。

人間が年齢を重ねていく様と似ている

アンティークリネンのシーツを、欧米では最高級のものとして扱います。アンティークリネンのシーツを最高級のものとするのは、汚れが落ちやすいことやバツグンの吸水性はモチロンその理由となるでしょうけど、やはり使えば使うほど独特な味わいと柔らかさが増してきて、どんな人でも優しく包まれている感覚を持てるというところに最大の理由があるのではないでしょうか。アンティークリネンのシーツも最初の使い始めはゴワゴワとした感触だったはず。でも使っては洗い、洗って使いの繰り返しをするうちにドンドンと柔らかくなるのですよね。そしてその柔らかさこそがアンティークリネンのアンティークたる所以なのだと思います。そう考えていくとアンティークリネンって何か人間が年齢を重ねていけばいくほどに丸くなっていく様と似ているかもしれませんね。

アンティークリネンに感じるロマン

中世ヨーロッパではリネンのシーツを嫁入り道具のひとつとして、たくさん持たせて嫁がせたのだそうです。そして他にもハウスリネンを同じようにたくさん持たせ、それが花嫁側の家格とも見なされていたのです。今も現存するその当時のアンティークリネンには、モノグラムといわれるアルファベットの刺繍が残されていて、左側には花婿のイニシャルを入れ、右側には花嫁のイニシャルが入れられていることが多いようです。そしてそういうアンティークリネンは、実は嫁入りするときに作られるのではなく、その家で女の子が生まれると、将来の結婚を夢見て、右側に先に娘のイニシャルを入れてその日を待つのですって。何だかアンティークリネンにものすごいロマンを感じませんか?実は私がアンティークリネンに興味を持ち、その魅力に取り付かれたのもそんなお話を知ったからだったのです。

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